私は親からの信仰ですが、元々は健康な子供だったと聞いています。
4歳の頃に身上の手入れを頂きまして、成長が止まり、すっかり体が弱くなってしまいました。
下垂体性小人症です。
身上となったきっかけについては子供の頃からしっかりと聞いた事は無く、ただひきつけを起こした程度にしか聞いてませんでした。
そして、一昨年9月!私は生死の間をさ迷いました!
いや、例えでは無く本当に・・・
かの新型インフルエンザです!
てっきりあれは10代の子がなる物だと、何の根拠も無く意味の分からない決め付けをしてました。
しかし、朝から体の調子が悪いので医者に行くとそう診断されてしまいました。
その時はまだそれ程深刻なことには考えてなかったのですが、帰って来る頃には笑えないくらい苦しくて、意識も朦朧としてきました。
その後は殆ど記憶がありません。
何か周りが騒がしくなって来て、暫くして気が付いたら病院のベッドの上で点滴を受けてました。
後で聞いた話ですが、私があまりにも苦しそうにしていたので、弟が救急車を呼んでくれたらしく、そう言えば周りが赤く光っていて、見ず知らずの人から大声で
「聞こえる~~?」とか
「自分の名前言える~~~?」とか
聞かれた記憶がうっすら・・・
意識が朦朧としていて周りの状況が良く分からなかった私は
「こっちゃぁインフルエンザで苦しいんだよ!名前どころじゃねえよ!後にしてくれ~~~~!!」
と、叫びたい心境でしたが、あの方が救急隊員だったようで・・・
声出せなくてよかった・・・(゚ω゚;A)
その後、集中治療室で治療を受けて、一度本当に危ないところまで行ったとか。
父が病院に駆けつけてくれたらしく、その時に医者に治療室に呼ばれたそうです。
お別れになるかも知れないと・・・
と、余談が多すぎましたが、
その後なんとか命を繋ぎ、【気が付いたら病院のベッドの上で】に至ったわけです。
そして数日後、かなり回復してきた私の元に再び父が見舞いに来てくれて、その時にこの「下垂体性小人症」となった原因を、生まれて初めて詳しく教えてくれました。
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―31年前―
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その日、私は友人宅へ遊びに行っていたそうです。
そして事件は起きた!
その友人の母がガスホースを口に銜えて自殺してしまったそうです。(その記憶は今では全く有りません)
その光景をまともに見てしまった私はショックを受けて動けなくなり、声も出せなくなってすぐに救急車で運ばれました。
その時もまた、生死の間をさ迷い(決してさ迷うのが趣味ではありません( ̄Д ̄;)) 奇跡的に回復しました。
しかし、それ以来成長は止まり、幼稚園でも一番背の高かった私は周りの友達にドンドン抜かれて一番背が低くなってしまいました。
つづく
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